
『正しい1回』で上達が早くなる!家でできるピアノ練習法
前回の記事では、
1.「本日の練習目標」を立てる
2.「最小限に区切る」
3.「完成度が上がるまで向き合う」
というお家練習の3つのポイントをお話ししました。
でも…
「毎日たくさん練習しているのに、なぜか同じところでミスしてしまう…」
今日はそんなお悩みを解決できればと思います。
実は、
回数をこなすことだけを意識した練習は、結果につながりにくい場合があります。
その理由を考えてみましょう。

なぜ 「たくさん弾くだけ」では上達しにくいのか
ピアノを演奏する動作は、脳と指のパターン学習です。
何度も繰り返すことで、少しずつその通りに指が動くようになります。
問題なのは、ミスを含んだ状態で繰り返し練習をしている場合です。
その誤った指の動きが定着してしまい、次も、その次も同じミスを繰り返してしまいます。
つまり、
回数をこなす=良い練習量 ではなく、
正しい動きをこなす=良い練習量 なのです。
間違えない練習 ってどういうこと?
例えば、弾きにくいところを10回部分練習するとき、
「10回弾かなくちゃ‼︎ 」に囚われすぎて、
間違えながら弾き続けてしまうことはありませんか?
そうすると、弾けていない状態を体が覚えてしまい、
せっかく頑張っているのに結果的には
『間違えるための練習』を重ねることになってしまいます。
では、どうすれば良いのでしょうか。
大切なのは、
「成功率をできるだけ100%に近づけた状態で繰り返す」ことです。
そのために意識したいのが、
◎テンポを思いきって落とすこと
正しい指の動きが、余裕を持ってできるテンポで繰り返すことが
「間違えない練習」を作ります。

今日からできる、間違えないための練習方法
1.ゆっくり練習の徹底
弾けるテンポ=ミスが出ないテンポ です。
速さより正確さを優先させてみましょう。
2.部分練習
弾きにくいところを取り出して、
短いフレーズに区切って練習します。
3.ミスが出たら一旦リセット
ミスには必ず原因があります。
そのまま続けて弾かずに、
・なぜミスしたのかを簡単に確認
・さらにテンポを落としてみる
・正しい動きを再確認してから再開
これらがミスを重ねる練習を防ぎます。
正しい1回を大切に
丁寧に1回を積み重ねる練習は、少し地味に感じるかもしれません。
ですが実は、
・ミスが減る
・暗譜が安定する
・本番でも落ち着いて弾ける
・結果的に仕上がりが早くなる
などメリットがたくさんあります。
ゆっくり確認しながらの練習は、遠回りに見えて、実は一番の近道です。

どうか焦らず、
ご自分のペースでゆっくりピアノライフを楽しんでいただけたらと思います。
